健康情報

腰の構造

腰の構造

人間は背骨がある事で姿勢を維持しており、その背骨から多くの骨格が広がり体は構成されています。背骨は正式には「脊椎」といい、首から腰にかけて頚椎・胸椎・腰椎・仙骨・尾骨の順で構成されています。頚椎は前方に緩く曲がっており、胸椎が後方に曲がる事で背中は反り、その反りは前方に曲がる腰椎によってバランスがとられています。腰の構造は脊椎の一部です。また、脊椎を構成する骨を「椎骨」といい、椎骨と椎骨の間にはクッションの役目をする「椎間板」という軟骨があります。椎間板は歩行時などに受ける衝撃を吸収し、背骨にかかる負担を軽くしています。

腰は負担がかかりやすい

腰椎の上には胸椎があり、腰椎の下には骨盤があります。12個の胸椎と胸骨、12対の肋骨とともに強い胸郭がつくられ、骨盤もがっちりと強いつくりになっています。一方、腰椎は大きな動作を担っているため、一本柱と弱い構造になっています。

人は生活する上で必ず腰を使い曲げ伸ばしを行いますが、腰椎のつくりが丈夫だと大きく動かす事が出来なくなります。
そのため、腰には負担がかかりやすく、悪い姿勢や日常生活の負担・クセが加わる事でさらにダメージが大きくなります。

腰痛の原因となるもの

腰痛の原因となるもの

腰痛の原因は人によって異なりますが、筋肉疲労や筋力低下、血行不良やストレスなどによって起こります。
デスクワークやドライバーのような長時間同じ姿勢が続く事で疲労が蓄積され、運動不足は筋力を低下させます。また、ストレスも実は腰痛の原因です。日常的にストレスを受けていると、痛みを抑制するドーパミンという脳内物質の分泌が減り、痛みを感じやすくなります。
健康維持と痛みを和らげるためには、適度な運動やストレス解消、運動器具の使用などで血行をよくする事が大切です。

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