意外と知らない?ストレスと自律神経の乱れによる4つの症状とは?

意外と知らない?ストレスと自律神経の乱れによる4つの症状とは?

ストレスと自律神経の乱れには、密接な関係があることは広く知られていますよね。

また、自律神経の乱れは体の不調に繋がる可能性が高いので、日々ストレスを感じている方は注意が必要です。

そこで今回は、自律神経とストレスの関係や、それによって引き起こされる症状について解説をしていきます。

ストレスと自律神経の関係性を理解しよう

自律神経の乱れの原因がストレスなのか気になっている方のために、ストレスと自律神経の関係性について説明します。

自律神経とは

自律神経とは

自律神経とは交感神経と副交感神経のことを指し、24時間働き続けて循環器、呼吸器、消化器などに脳から情報を伝達しています。

交感神経は簡単に言うと活動をする神経で、副交感神経は休息をする神経です。

これらがバランスを保ちながら循環器などの働きを調整しています。

自律神経が乱れると

交感神経と副交感神経のバランスが取れていない状態を自律神経が乱れた状態と言いますが、この状態になると身体のさまざまな器官で不調が出てきます。

ストレスが自律神経を乱す原因?

ストレスが自律神経を乱す原因?

人は身体的、精神的なストレスにより、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、自律神経が乱れてしまいます。

仕事や人付き合いによる精神的ストレスはもちろん、怪我や音、温度などの身体的ストレスも自律神経の乱れ、つまり交感神経と副交感神経のバランスを崩します。

ストレスによる”自律神経の乱れ”が引き起こす症状とは

  1. 神経性胃炎
  2. 自律神経失調症
  3. メニエール病
  4. 過呼吸症候群

自律神経の乱れによる症状は他にもいくつかありますが、今回はストレスによる自律神経の乱れにフォーカスをあてて上記の4つをご紹介します。

1.神経性胃炎

1.神経性胃炎

生活習慣の乱れやストレスにより、自律神経のバランスが崩れると胃酸が過剰に分泌され、それによって引き起こされるのが胃炎です。

主な原因

過労や精神的なストレス。

症状

胸やけ、胃の痛み、胃のもたれ、気分がふさぐなど胃炎の症状。

2. 自律神経失調症

2. 自律神経失調症

こちらは自律神経の乱れにより引き起こされる症状の代表格と言っても過言ではありません。

自律神経失調症は、人によって引き起こされる症状は大きく異なります。

人前で話をする際など、不安や緊張などの心のトラブルで自律神経の乱れが引き起こされてしまうので、お悩みの方も多い症状です。

主な原因

過労や精神的なストレス。

症状

吐き気、全身の倦怠感、手足のしびれ、肩こり、頭痛、動悸、めまい、不整脈、不眠、多汗など。

3. メニエール病

3. メニエール病

これ自体は危険な疾患ではありませんが、難聴や耳鳴りの原因になることもあるので早めの対処が必要です。

ストレスにより自律神経が乱れ、内耳のリンパ液に異常が発生して引き起こされます。

主な原因

ストレス。

症状

めまい、難聴、片方の耳が耳鳴りの3つが同時に発生。

吐き気や嘔吐を伴うこともあります。

4. 過呼吸症候群

4. 過呼吸症候群

過剰なストレスにより自律神経が乱れ、過呼吸が発生し酸欠状態を引き起こします。

一度発生すると呼吸が落ち着くまで時間がかかり、苦しい時間が続いてしまいます。

主な原因

精神的なストレス。

症状

早く浅い呼吸を繰り返し(過呼吸)、めまいや手足のしびれなどが発生。

ストレスフリーな生活を心がけて自律神経を落ち着かせよう!

過剰なストレスは、自律神経の乱れに繋がります。

そして、自律神経の乱れは時に重大な体の不調を引き起こしますので、普段から気をつけておくことが大切です!

ストレスの主な原因が仕事にあるかもしれないという方は、こちらの記事で仕事のストレスを持ち帰らない方法をご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

我慢する前に!会社からストレスを持ち帰らない為の5つの考え方

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