忙しい時期が続くと肩に力が入りがち。
ストレスからくる肩こりや腰痛でお悩みではないですか?
そんなあなたにおすすめなのが、自宅で簡単にできるリラックスケアとして人気のツボ押し。
今回は、心と体の緊張をときほぐし、リラックス効果のあるツボをご紹介します。
頑張り屋さんのお疲れに。ツボ押しで癒し&リラックス!
仕事の合間に、お休み前に、手軽にできるツボ押し。
リラックスにおすすめの7つのツボをご紹介します。
1.百会(ひゃくえ)
百会は目の疲れや鼻づまり、眠気・頭痛・肩こり、血行不良や低血圧の解消と、様々な効能をもたらす「万能のツボ」と言われています。
「脳の玄関」とも言われ、精神的なストレスを緩和するとされますので、覚えておくといいですね。
場所
頭のてっぺんのくぼみ
押し方
両手の中指を百会に重ね、体の芯に向かってまっすぐ押します。
気持ち良いと感じる強さで、10~20回押しましょう。
2.神門(しんもん)
精神的な緊張をほぐし、心の安定とリラックスにおすすめのツボ。
イライラを鎮め、気持ちの切り替えをスムーズにしたいときに押してみましょう。
不安、不眠、動悸、息切れ、便秘、イライラからくる過食などにも良いとされます。
場所
手首の横じわの小指側、少しくぼんだところ
押し方
反対側の手の親指で、息を吐きながら5秒押して離す。
これを5回繰り返します。
3.湧泉(ゆうせん)
リラックスに即効性があるとされる万能ツボ。
東洋医学では、足の親指は脳に、人差し指は胃に関係すると言われ、疲労回復におすすめのゾーンです。
湧泉と一緒に「脳・胃のゾーン」も押さえてみましょう。
場所
足の裏の中央よりやや上、足の指を曲げたときにへこむところ
押し方
両手の親指の先で強く押しもみ、ゆるめるのを、3秒間隔で交互に繰り返します。
「脳・胃のゾーン」は親指と人差し指それぞれの両脇を指の股に向かってさすり、さらに指の先から付け根に向かってしっかりもみます。
4.印堂(いんどう)
眠っても疲れが取れない、逆に時間は短くてもすっきり目覚める、というのは、睡眠の質によるものです。
「印堂」は睡眠の質を良くし、体内時計を正常に保つと言われています。
赤ちゃんの額をゆっくりなでてあげると、リラックスしてすぐに眠るのもここです。
場所
眉間中央のくぼみ。
押し方
リラックスして目を閉じ、中指と薬指で額全体を円を描くように、軽く触れる程度の強さでマッサージします。
大きく息を吐きながら中指を重ね、リラックスするまで押し続けましょう。
5.合谷(ごうこく)
ストレスで乱れた自律神経を正常に戻すと言われています。
リラックスし、平常心を取り戻すのを助けます。
「万能のツボ」と言われ、肩こりや風邪のひきはじめ、目、鼻、歯の痛みなど首から上の症状にも役立ちます。
場所
手の甲側、人差し指と親指の骨が合流する根元から、人差し指の骨に沿って少しずつ動かしていくとある小さなくぼみ。
押し方
親指を「合谷」にあて、気持ち良いと感じる強さでやや強めに押しもみます。
両手それぞれ約30回程度、押してはもみます。
6.指間穴(しかんけつ)
脳や内臓の疲れを取り除いて自律神経を整え、心と体をリラックスさせるのにおすすめのツボです。
場所
手の甲側、人差し指から小指までの指の股。
押し方
「指間穴」を反対側の手の親指と人差し指ではさみ、少し強めに押しもみます。
その後指先に向かって引っ張り、パッと離すのを、指先が温かくなるまで行います。
7.労宮(ろうきゅう)
血行を良くし、体の緊張を和らげ、リラックスさせると言われています。
呼吸法と合わせて行えば、さらにリラックス効果が期待できます。
場所
拳を握ったときに、中指の先端が来る位置
押し方(呼吸法と合わせて)
- 背すじを伸ばして椅子に深く座り、反対側の親指で、心地良い程度に押す
- 押しながら鼻からゆっくり大きく息を吸い、お腹が膨らむのを感じる
- 吸い切ったらお腹がへこむのを感じながら口から細く長く息を吐く
簡単セルフケアで自宅リラックスをはじめよう。
いかがでしたか?
自宅でも簡単にできるリラックス方法なのでぜひ試してみてくださいね。
ツボ押しの効果には個人差があるので、本当にキク場所を探してみましょう。
リラックスのコツをさらに知りたい方は、こちらの記事も参考にしてくださいね。