「疲れているのにリラックスできず、寝付けない」「ぐっすり眠れていない」と感じることはありませんか?
「睡眠の質」という言葉が最近よく話題になりますが、睡眠は時間よりも質が重要。
短い時間でも質の良い睡眠をとるには、心身ともにリラックスすることが大切です。
今回は、寝る前におすすめのリラックス効果のある飲み物をご紹介します。
リラックスできる飲み物1. 体をあたためる飲み物
寝る前のリラックスドリンク、と聞いてホットミルクを連想する方は多いのではないでしょうか。
寝る前にあたたかい飲み物を飲むのは効果的です。
緊張がほぐれて気持ちがリラックスしますし、体の中から体温上昇を促します。
人間の体は体温が下がり始めるときに眠気がおきるので、体温を上げることによって、体温を下げようという作用が自然とおき、そのまま眠りへと入っていけます。
葛湯やホットココア、梅こぶ茶なども良いですね。
リラックスできる飲み物2. 白湯
あたたかい飲み物の中でも、白湯(さゆ)はおすすめです。
白湯には余計なものが一切入っていないので、胃腸で消化する負担もないため体にも優しいので嬉しいですね。
一度沸かして40度ぐらいまで冷ましたものを、リラックスした気分で、お湯のみ一杯ゆっくり飲みましょう。
白湯は内臓の働きをたすけ、デトックス効果があるともいわれています。
鉄瓶でわかせば鉄分補給にもなりますよ。
リラックスできる飲み物3. ハーブティー
ハーブティーも香りが良く、リラックス効果が高いのでおすすめです。
特にカモミールは、ヨーロッパでは不眠症の治療に使われるほど、リラックス効果、安眠効果が高く心と体の緊張をほぐし、眠りを深くするサポートをしてくれます。
ペパーミントも気分をすっきりさせ、疲れをとってくれますよ。
ハーブは副作用もあるものなので、用法・用量の記載があれば、それに従ってくださいね。
また薬を服用している方や妊娠中の方には不向きなものもあるので、買う時にお店の人に相談してください。
リラックスできる飲み物4. 生姜湯
体を末端までしっかり温めてくれる生姜。
温活には欠かせない日本のハーブです。
よく手足の先が冷えて眠れない、という方がおられますが末端が冷えると血管が収縮してしまい、体が体温を下げられないため、入眠しにくくなります。
市販の生姜湯は砂糖がたくさん入っているので、生姜パウダーを白湯に溶かして飲むのが手軽でおすすめです。
好みで甘酒、豆乳、甘みとして少量のはちみつや黒糖などと合わせても良いですね。
自分だけのリラックスレシピを作ってみてください。
リラックスできる飲み物5. トマトジュース
寝る前のリラックスにトマトジュース?と思われるかもしれませんが、夏の暑い日など、あたたかい飲み物を飲む気がしない時もありますよね。
そんな時におすすめなのが、トマトジュースです。
トマトには脳の興奮をしずめてくれるGABAや、強力な抗酸化力をもつリコピンがたっぷり。
気持ちを落ち着かせ、日中のダメージをなかったことにしてくれる、寝る前のリラックスにぴったりのドリンクです。
カフェイン、アルコールはNG
コーヒーや紅茶、緑茶など、カフェインを含む飲み物は、睡眠を妨げますので就寝前3~4時間は避けましょう。
お茶を飲む場合はルイボスティーなどのノンカフェインのお茶を選びましょう。
また、いわゆる寝酒は寝つきは良いですが、睡眠の質は下がります。
寝る前にお酒を飲むと、体内でアルコールを分解するために内臓が働くので睡眠が浅くなってしまいます。
どうしてもアルコールをとりたいときは、薬酒を少量にしましょう。
飲み物のリラックス効果で疲れをオフしよう
忙しい一日の終わりに、ほっと一息つけるリラックスタイムは心の栄養にもなりますね。
お気に入りの飲み物でリラックス効果を高めて、今日一日の疲れをリセット。
がんばった自分に「おつかれさま」を言ってあげましょう。
リラックスについてさらに知りたい方は、こちらの記事も参考にご覧ください。