体が疲れているときに女性におすすめなのがアロマテラピーです。
今回はアロマテラピーの効果と自宅でできる簡単なやり方をご紹介します。
人気のアロマテラピーとその効果とは
アロマテラピーとは、植物から抽出した香り成分である精油(エッセンス)を使い、心と身体に役立てていく自然療法です。
そんなアロマテラピーの香りには、心と身体のトラブルの回復だけでなく、美容にも効果があると人気があります。
では早速、アロマテラピーの代表的な香りと、その効果をご紹介します。
アロマテラピーを行う際は自分の好きだと感じる香りを選ぶことが大切ですので、お気に入りの匂いがある方はぜひ試してみてくださいね。
心のリフレッシュ効果
心身のリフレッシュ効果には柑橘系やスパイス系のアロマテラピーがおすすめです。
柑橘系
柑橘系の香りは、みずみずしく爽やかでスッキリします。
オレンジ、レモン、グレープフルーツ、ライムなどが代表的です。
スパイス系
スパイス系はピリっとした香りで気分を変えるのに最適。
コリアンダー、ブラックペッパー、ジンジャーなどが代表的です。
スパイス系の香りは吐き気や消化不良の緩和にも効果があるとされています。
体のリラックス効果
リラックス効果にはフローラル系や樹脂系の香りのアロマテラピーがおすすめです。
フローラル系
フローラル系は花の甘い香りです。
ローズ、ラベンダー、ゼラニウム、ジャスミンなどが代表的です。
特にラベンダーはリラックスグッズにも多く使われています。
樹脂系
樹脂系の香りは、香りの持続時間が長く、濃厚な甘さが特徴です。
フランキンセンス、ミルラ、ベンゾインなどが代表的です。
フローラル系よりもリラックス効果が高いと言われています。
鎮静・気持ちを落ち着かせる効果
鎮静効果には樹木系の香りのアロマテラピーがおすすめです。
樹木系
樹木系の香りは、緑の清涼感があり鎮静・消毒の効果があるとされています。
ヒノキ、ユーカリ、シダーウッド、ティートリーなどが代表的です。
気持ちを落ち着ける効果にはエキゾチック系の香りのアロマテラピーがおすすめです。
エキゾチック系
エキゾチック系はお香のような香りが特徴です。
イランイラン、サンダルウッド、パチュリーなどが代表的です。
自宅でアロマテラピーを行う方法はある?
自宅でも簡単に実践できるアロマテラピーのやり方をご紹介します。
自宅で行うときには、好きな香りを自然に嗅いでリラックスできる状態をつくることが大切です。
あなたに合った方法でアロマテラピーを手軽に取り入れて、心と身体をリラックスさせてくださいね。
芳香浴
精油(エッセンス)の香りを空間に広げる基本的なアロマテラピーの方法です。
アロマディフューザーやアロマポットの専門器具を使うのが一般的で、空間に効率よく香りを広げられます。
お湯を入れたマグカップに数滴垂らして置いておくのもいいですよ。
また、ティッシュペーパーやハンカチに数滴垂らして近くに置いておくのもおすすめです。
バックやポケットにしのばせて、外出先でもアロマテラピーを楽しむことができますよ。
沐浴法
お湯の中に精油(エッセンス)を入れ、香りを楽しみながら入浴するアロマテラピーの方法です。
浴法 | 精油 | 効果 |
全身浴 | 5滴以下 | リラックス、リフレッシュ、筋肉痛など |
半身浴 | 2~3滴 | シェイプアップ、体内毒素排出など |
手浴 | 1~3滴 | 肩こり、疲れ目、手の冷えなど |
足浴 | 3滴以下 | 冷え性、角質を柔らかくする、リラックスなど |
熱めのお湯に浸かる場合は交感神経が刺激されてリフレッシュ効果が、ぬるめのお湯に浸かる場合は副交感神経が刺激されリラックス効果があるとされています。
沐浴法はお風呂の温浴効果がプラスされ、リラックスするには最適ですよ。
また、部分浴で洗面器にお湯をはり、手や足を浸すだけでも効果があるとされています。
トリートメント法
トリートメントオイルを身体や顔に塗布するアロマテラピーの方法です。
植物性のオイルをベースに、精油(エッセンス)を1%以下の濃度になるように混ぜるだけで、簡単に作ることができます。
マッサージをしながら使用することで深いリラックス効果が得られるとされており、肌の調子を整えるだけでなく、血行促進や筋肉の凝りを和らげることもできますよ。
簡単なアロマテラピーでリラックス効果を堪能
今回はアロマテラピーの効果と自宅で簡単にできるやり方をご紹介しました。
簡単に実践できるので、疲れたときはアロマテラピーを試してみてくださいね。
美容にもおすすめなので上手に取り入れて、心と身体を元気にしましょう。
以下の記事ではリラックス効果を高めるハンドクリームをご紹介していますので、こちらも併せてお読みください。