「暗記科目は覚えるだけなので点数の稼ぎどころ!」なんていう人もいますが、ただただ覚えるだけの作業的な勉強が苦手な人も多いのが事実です。
社会や理科、英語の単語など、暗記科目のテストで高得点を狙うには暗記力を高めなければいけません。
今回は簡単に実践できる暗記力を高める5つの方法をご紹介します。
これで苦手科目は克服!暗記力を高める5つの方法
暗記と一言で言っても社会や理科の単語を覚えるのはもちろん、英語や国語の本文を覚えたり数学の公式を覚えたりと暗記した記憶を活用して試験で活用するという考え方が正しいのではないでしょうか?
暗記力を高めることは苦手科目を克服することに直結するので、まずは頭の中に定着させるという意味もこめて暗記力を磨いていきましょう。
1. 反復する
覚えたことを忘れないようにするためには反復することが必要です。
暗記が苦手な人の多くは、反復が上手くできておらず覚えたつもりになっていても脳が完全に覚えていないということもあります。
人間は一日後には覚えたことの約70%は失われると言われていますが、復習することで約50%は覚えたことが定着するといわれています。
計算問題を解いたり実験をするのとは違い単純な作業に思える暗記ですが、自分にあった方法で復習を行いましょう。
おすすめは、反復の時間を2時間に1回、6時間に1回、1日に1回など少し時間をおいて行い本当に暗記ができているのかを確かめる方法です。
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2. 音読する
暗記を行う時に黙読だけで終わっていませんか?
これでは目で追っているだけになり暗記の効率はどうしても低下してしまいます。
音読をすることで視覚+聴覚で暗記を行うことができるのでより効果的です。
歌の歌詞を覚えるのと同様に、単語やキーワードはリズムや音を使いながら体に染み込ませることで暗記の効率が高まります。
特に英語や国語といった語学関係の教科には効果的ですので、英単語や古文単語を覚えられない方はぜひ音読をして、視覚だけではなく聴覚からも覚えてみてください。
3.口だけでなく手も動かす
人間の神経は顔と手に集中しているので、その部分を刺激すると脳全体が活性化して暗記力が高まります。
そのため音読で口だけを動かすのではなく、手も動かすことで更に高い暗記の効果が期待できます。
例えば、暗記したいところにマーカーを引っ張ったり、単語を音読しながら紙に書くことでより脳が活性化して覚えやすくなります。
また実際のテストや試験では回答を書くことになりますので、そのイメージを事前に持っておくという意味でも手で覚えるというのも重要です。
4. 頭を整理する時間を作る
勉強に熱中しすぎてしまうと、頭の中で情報が整理できず本番で上手く力を発揮できない可能性があります。
例えば、クローゼットの引き出しの中に様々な季節の洋服がごちゃ混ぜで入っていると、今着たい服がすぐに取り出せませんよね。
それと同じで勉強で暗記した内容も詰め込みすぎると、どれが何の情報で何の回答であるのかが曖昧になってテストの時に「せっかく覚えたのに思い出せない」という状態になりかねません。
散らばった情報を整理することによって、バラバラになったパズルが少しずつ完成していくように記憶が定着していきます。
例えば睡眠をとったり、瞑想をすることも記憶を整理するための一つの手段です。
毎日頭を整理する習慣をつけていき、暗記力を高めていきましょう。
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5. 食生活を見直す
何気ない日常の食生活を見直すことでも暗記力を高めることができます。
毎朝青魚や納豆を食べることで脳内の血流が改善し、脳が活性化するので記憶力の向上が見込めます。
また座っているだけですが頭はフル回転しているので体はどうしても疲れてしまいますので栄養補給も重要です。
ただ、食事をすることで副交感神経が働いてしまい、脳がリラックスしてしまうので、暗記はできる限り食事の前にすることをおすすめします。
暗記力を高めて苦手なテストを克服!
暗記力を高める5つの方法はいかがでしたか。
暗記力を高めることで苦手なテストを克服できるだけではなく、勉強に対しての自信もつくので、モチベーションアップにも繋がります。
苦手意識を持っている人は今回ご紹介した方法をぜひ試してみてください。